書類の保管はどこに預ける?1箱あたりの料金と補償の上限

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目次

書類を預けるならどこ?A4が寝かせて入る箱と法人対応・空調で選ぶ

書類の保管サービス選びは、たった3つの条件でほぼ決まります。 A4が寝かせて入るか、法人名義で契約できて領収書が出るか、そして空調があるかです。この3つを満たさない箱に預けてしまうと、あとから移し替える手間か、経費処理でつまずくことになります。

まず寸法です。A4は21×29.7cm。書類を折らずに寝かせて入れるには、箱の内側で短辺21cm・長辺29.7cmを同時に確保する必要があります。当サイトが2026年8月8日に公式サイトで確認した箱のうち、この条件を満たすのはminikuraのHAKOブック(33×42×29cm)、AZUKELのレギュラー(30×42×35cm)、サマリーポケットのエコノミーレギュラー(43×37×33cm)、minikuraのHAKO(38×38×38cm)などです。

次に契約条件です。AZUKELは法人契約ができず、未成年も契約できません。さらに領収書の発行がありません。月200円という安さは魅力ですが、事業の書類を預けて経費で落としたい人には決定的に条件が合いません。安さだけで選ぶと後戻りできない部分なので、最初に確認してください。宅配型と店舗型のどちらにするか自体を迷っている場合は、30秒でわかる選び方宅配型収納の総合比較もあわせてご覧ください。

結論:この荷物はどこに預けるべきか

書類を預けるならこの3社

  • 個人の書類ならminikuraのHAKOブック(月320円)。33×42×29cm・容積の目安は約40Lで、A4を寝かせても長辺・短辺ともに余裕があります。1年総額は320円×12カ月+1,100円=4,940円。保管は28℃以下・湿度65%以下
  • 容積を優先するならサマリーポケットのエコノミーレギュラー(月330円)。43×37×33cm・容積の目安は約53Lで、A4を2列並べても収まる幅があります。1年総額は330円×12カ月+1,100円=5,060円。倉庫は寺田倉庫と三菱倉庫
  • 量が多い事業書類ならデリバリートランクの定額(月3,600円)。契約料3,600円+月3,600円で1,500Lまで預けられ、専用箱がないので自分で使っている書類保存箱をそのまま出せます。1年総額は3,600円+3,600円×12カ月=46,800円

書類の量が段ボール数箱までなら宅配型の箱プラン、キャビネット単位で動かすならデリバリートランクの定額、というのが基本の分かれ方です。1,500Lは、minikuraのHAKOブック(容積の目安約40L)に置き換えるとおよそ37箱分(当サイト計算)にあたります。

書類ならではの注意点

預ける前に必ず確認したい5点

  • AZUKELは法人不可・未成年不可・領収書発行なしです。 月200円は当サイトが公式料金を確認した宅配型6社のなかでは最も低い水準ですが、事業用の書類には使えません。経費処理が必要なら最初から候補から外してください
  • デリバリートランクは常温常湿で空調がありません。 紙は一般に湿気に弱いため、数年単位で保存する契約書や図面には不利な条件です。あわせて解約予告は60日前、倉庫は東京・神奈川・埼玉・宮城・大阪で土日祝は休業です
  • ファイルに綴じるとA4より一回り大きくなります。 クリアファイルやフラットファイル、リングファイルはA4用紙より外寸が大きくなるため、箱の実寸には数cmの余裕を見ておいてください
  • 重量上限は1箱20kgです。 紙は体積のわりに重く、一般にコピー用紙は500枚で厚さ5cm程度と言われます。箱に空きがあっても重さで先に止まることがあります
  • 取り出しは箱単位が基本です。 「この1枚だけ確認したい」という使い方には宅配型は向きません。原本を頻繁に参照する書類は手元に残し、参照しない年度分だけを預ける切り分けが必要です

箱に入るかを実寸で確認する

A4(21×29.7cm)を寝かせて入れられるかどうかを、箱ごとに判定しました。判定は公式サイトに記載された箱のサイズと、A4の寸法を当サイトで照らし合わせたものです。

サービス プラン 箱のサイズ 容積の目安 A4を寝かせて入れられるか 月額(税込)
minikura HAKOブック 33×42×29cm 約40L 入ります(33cm×42cmの面にA4が収まります) 320円
AZUKEL レギュラー 30×42×35cm 約44L 入ります(30cm×42cmの面に収まります) 200円
サマリーポケット エコノミーレギュラー 43×37×33cm 約53L 入ります(43cm×37cmの面に余裕があります) 330円
minikura HAKO 38×38×38cm 約55L 入ります(38cm四方に収まります) 320円
サマリーポケット ブックス 44×33×24cm 約35L 入りますが高さ24cmと低めです 495円
minikura HAKOラージ 45×68×38cm 約116L 入ります(45cm×68cmの面に2列並びます) 520円
デリバリートランク 定額 専用箱なし(自分の箱/1個20kgまで) 1,500Lまで 使う箱しだいです 月3,600円+契約料3,600円

「高さ」で選ぶと箱数が減る

A4は面積で入るかどうかが決まりますが、実際の収納量を決めるのは高さです。同じA4が入る箱でも、AZUKELのレギュラーは高さ35cm、minikuraのHAKOブックは29cm、サマリーポケットのブックスは24cm。高さ35cmと24cmでは、同じ面積でも積める量が約1.5倍違います。ただし紙は重いので、高さがあるからといって上限まで詰めると1箱20kgを超えます。書類は「高さのある箱に八分目まで」が現実的な詰め方です。本や漫画の保管でも同じ制約が効いてきます。

なお、minikuraのHAKOラージ(45×68×38cm・約116L)とサマリーポケットのエコノミーラージ(68×45×37cm・約113L)は重量上限が25kgに上がります。書類のように重い荷物では、この5kgの差が箱数に効いてきます。

1年預けた場合の総額比較

条件は「12カ月預けて、最後に1回取り出す」に統一します。箱ごとの取り出し送料はBOX料金1,100円(ラージは1,320円)で計算しました。デリバリートランクの定額は契約料3,600円を初回に加えています。

サービス・プラン 月額 12カ月の保管料 取り出し・初期費用 1年総額 収納の目安
AZUKEL レギュラー 200円 2,400円 取り出し1,100円 3,500円 約44L・1箱
minikura HAKOブック 320円 3,840円 取り出し1,100円 4,940円 約40L・1箱
サマリーポケット エコノミーレギュラー 330円 3,960円 取り出し1,100円 5,060円 約53L・1箱
minikura HAKOラージ 520円 6,240円 取り出し1,320円 7,560円 約116L・1箱
サマリーポケット エコノミーラージ 595円 7,140円 取り出し1,320円 8,460円 約113L・1箱
デリバリートランク 定額 3,600円 43,200円 契約料3,600円 46,800円 1,500Lまで

計算過程は次のとおりです。minikuraのHAKOブックは320円×12カ月=3,840円に取り出し1,100円を足して4,940円。サマリーポケットのエコノミーレギュラーは330円×12カ月=3,960円+1,100円で5,060円。デリバリートランクの定額は契約料3,600円+月3,600円×12カ月=43,200円で、合計46,800円です。

量あたりで見ると印象が変わります。デリバリートランクの1,500Lを、minikuraのHAKOブック(約40L)37箱ぶんと考えると、minikuraなら320円×37箱=月11,840円。デリバリートランクの月3,600円は、量が増えたときに逆転する料金設計です。逆に1〜2箱で足りるなら、宅配型の箱プランのほうが圧倒的に安く収まります。分岐点はおよそ10箱前後(当サイト計算)です。

minikuraには13カ月以上預けると取り出し送料が無料になるルールがあります。HAKOブックを13カ月預ければ320円×13カ月=4,160円で、12カ月+取り出しの4,940円より780円安くなります。年度単位で書類を保管するなら、13カ月に合わせて組むほうが得です。

契約条件と保管環境の比較

書類の場合、料金より先に契約条件で候補が絞られます。空調の有無とあわせて並べました。

項目 minikura サマリーポケット AZUKEL デリバリートランク
法人契約 公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください 不可 公式サイトでご確認ください
未成年の契約 公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください 不可 公式サイトでご確認ください
領収書 公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください 発行なし 公式サイトでご確認ください
温度 28℃以下 公表されていません 平均25℃ 空調なし(常温常湿)
湿度 65%以下 平均65%以下 65%以下 管理なし
最低利用期間 3カ月 3カ月 3カ月 2カ月(定額は6カ月)
解約の予告 公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください 60日前
補償の上限 1箱1万円(月55円で10万円) 1箱1万円(月55円で50万円) 1箱5万円 1梱包10万円(10万円超は不可)
対応地域・倉庫 全国(沖縄は+1,000円/梱包) 全国 全国(沖縄・離島を除く) 東京・神奈川・埼玉・宮城・大阪/土日祝休業

この表で最初に目に入るのはAZUKELの3つの「不可」です。個人の書類なら月200円という安さがそのまま効きますが、事業に関わる書類では法人契約も領収書も使えません。逆に、空調の有無で見るとデリバリートランクだけが条件を満たしていません。「法人で使えるか」と「空調があるか」を両方満たすサービスは、この4社のなかでは公式に断定できるものがないというのが正直なところで、法人利用を前提にするなら申し込み前の問い合わせが必須になります。

候補サービスの詳細

minikura(HAKOブック/月320円)

33×42×29cm、容積の目安は約40L。A4を寝かせて入れたときに、長辺・短辺どちらにも余裕が残る設計です。運営は寺田倉庫株式会社。

  • 向く人:段ボール1〜5箱ぶんの書類を、空調のある倉庫に置いておきたい人。保管環境は28℃以下・湿度65%以下を24時間管理しています
  • 向かない人:3カ月以内に引き上げる可能性がある人。早期取り出しは初月で2カ月分+980円、翌月で1カ月分+980円、翌々月で980円がかかります
  • 条件:初期費用0円・預け入れ送料0円。取り出しは1箱1,100円(ラージは1,320円)。13カ月以上で取り出し送料無料。補償は1箱1万円で、月55円のあんしんオプションで10万円まで
  • 全国対応で、沖縄への発送は1梱包あたり1,000円が加算されます
  • 法人契約の可否と領収書の発行については、※公式サイトでご確認ください

写真管理が必要ならMONO(月380円)やMONOブック(月500円)もあります。MONOブックは取り出しが356円からで、1点につき35円が加算されます。年度ごとにファイルを分けて預け、必要な1冊だけ呼び戻す使い方ができます。

サマリーポケット(エコノミーレギュラー/月330円)

43×37×33cm、容積の目安は約53L。A4を寝かせたうえで、まだ幅に余裕が残る大きさです。倉庫は寺田倉庫と三菱倉庫を使っています。

  • 向く人:1箱あたりの容積を優先したい人。同じ価格帯のminikura HAKOブック(約40L)より約13L大きくなります
  • 向かない人:3カ月以内に取り出す可能性がある人。早期取り出しは一律1,760円/箱です
  • 条件:最低3カ月。取り出しは全国一律でBOX1,100円(ラージ1,320円)。保管は24時間空調・平均湿度65%以下で、温度は公表されていません。補償は1箱1万円で、月55円のあんしんサポートで50万円(1点5万円)まで
  • 預け入れ不可:タイヤ、磁気を発する物(スピーカー・ヘッドフォン)、電池・モバイルバッテリー。書類と一緒にハードディスクやバッテリー内蔵機器を入れないよう注意してください

補償の上限が月55円で50万円まで上がる点は、重要書類を預けるうえで安心材料になります。ただし補償は金額の話であり、書類そのものは再発行できないものが多いという前提は変わりません。

デリバリートランク(定額/契約料3,600円+月3,600円)

株式会社丸山エンジニアリングが運営する、専用箱を使わないタイプのサービスです。自分の書類保存箱をそのまま送れるのが最大の特徴で、既存のファイリングを崩さずに移せます。

  • 向く人:量が多く、既にキャビネットや保存箱で整理できている書類を丸ごと逃がしたい人。1,500Lまで月3,600円は、箱数が増えるほど有利になります
  • 向かない人:長期保存が前提の重要書類を持つ人。常温常湿で空調がありません。紙は一般に湿気に弱いため、温湿度管理が必要ならminikuraやサマリーポケットを選んでください
  • 条件:少量課金なら基本360円+1個360円から(3.6円/L)。定額は契約料3,600円+月3,600円で1,500Lまで。契約は2カ月以上(定額は6カ月以上)で、解約予告は60日前
  • 1個あたり20kgまで。倉庫は東京・神奈川・埼玉・宮城・大阪にあり、土日祝は休業です。取り出しの依頼日には注意してください
  • 補償は1梱包10万円で、内容物が10万円を超える物は預け入れできません

在庫や什器と一緒に預けたい場合は在庫保管の選び方、故人の書類や記録を整理する場合は遺品の保管もあわせてご覧ください。なお宅トラは写真・アルバム・CD/DVD等の記録媒体が預け入れ不可のため、紙の書類とデータ媒体をまとめて預けたい用途には使えません。

総額シミュレーター

箱数・預ける月数・取り出し回数を入れて、総額で比べてください。

宅配型収納の総額シミュレーター

月額だけでは総額は決まりません。初期費用と取り出し送料を含めた実際の支払い額を計算します。

各社公式サイトで公開されている最低料金をもとにした概算です。プラン・地域・箱のサイズによって実際の金額は変わります。 申し込み前に必ず公式サイトで最新の料金をご確認ください。

店舗型を選ぶべきケース

書類を段ボール30箱以上動かす、あるいは月に何度も原本を確認する必要がある場合は、店舗型トランクルームが選択肢になります。自分の鍵で入って必要なファイルだけ抜き出せる点は、宅配型にはない利点です。

ただし費用は跳ね上がります。ハローストレージは0.5帖以下の中央値が月4,200円ですが、これに管理費2,200円と安心保証880円が毎月加わり実際は月7,280円。実測では屋内0.5帖1,400円の部屋でも初回に13,876円かかり、1年間では13,876円+(1,400+2,200+880)円×11カ月=63,156円になります。スペラボは全店屋内型で、0.5畳の割引後4,900円に保証パック990円を足して月5,890円です。

環境面も確認が必要です。ハローストレージは屋内の85%が空調ありとされていますが共用部のみで各部屋の温湿度管理はありません。屋外は94%が断熱材入りでも外気温+5度前後です。スペラボは全店屋内型でエアコン89%・除湿機51%と、紙の保管には条件が整っています。店舗型を選ぶなら、屋外コンテナではなく空調のある屋内型に絞るのが書類の鉄則です。詳しくは店舗型トランクルームの比較をご覧ください。

よくある質問

Q. A4の書類は折らずに入りますか?

入ります。A4は21×29.7cmで、minikuraのHAKOブック(33×42×29cm)、AZUKELのレギュラー(30×42×35cm)、サマリーポケットのエコノミーレギュラー(43×37×33cm)、minikuraのHAKO(38×38×38cm)はいずれも寝かせて収まります。ただしクリアファイルやリングファイルに綴じるとA4用紙より外寸が大きくなるため、数cmの余裕を見て選んでください。

Q. 法人名義で契約できますか。領収書は出ますか?

サービスによります。AZUKELは法人契約ができず、未成年も契約できません。領収書の発行もありません。経費処理が必要な場合はこの点で候補から外れます。minikura、サマリーポケット、デリバリートランクの法人契約と領収書の取り扱いについては、※公式サイトでご確認ください。

Q. 湿気やカビが心配です。空調はありますか?

minikuraは28℃以下・湿度65%以下を24時間管理、サマリーポケットは24時間空調で平均湿度65%以下(温度は非公表)、AZUKELは平均25℃・湿度65%以下です。一方でデリバリートランクは常温常湿で空調がありません。紙は一般に湿気に弱いため、長期保存する契約書や図面は空調のあるサービスを選んでください。

Q. 預けた書類のうち1冊だけ取り出せますか?

プランによります。minikuraのMONOブック(月500円)は1点単位で取り出せて、356円からに1点あたり35円が加算されます。MONOのアイテム単位の取り出しには早期取り出し料金がかかりません。一方、HAKOブックやAZUKELのレギュラー、サマリーポケットのエコノミーレギュラーは取り出しが箱単位で、1回1,100円かかります。原本を頻繁に参照する書類は手元に残し、参照しない年度分だけを預けるのが現実的です。フィギュアやコレクションのように1点ずつ管理したい荷物と同じ考え方になります。

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料金・キャンペーンの最新条件は公式サイトの表示をご確認ください。

出典:https://minikura.com/lineup/planlist.html 、https://pocket.sumally.com/pricing 、https://www.azukel.com/plan/ 、https://www.realtex.co.jp/料金案内.html 、https://www.takuhaitrunk.com/about/plan/ 、https://www.hello-storage.com/flow/initial/ 、https://spalab-chintai.uk-corp.co.jp/transaction/ (確認日:2026-08-08)

このページの料金・サイズ・保管環境はすべて上記の公式ページで確認したものです。容積の目安、1年総額、1,500Lの箱数換算は、公式の数値をもとに当サイトが計算した参考値です。A4の寸法と紙の厚さは一般に知られている目安であり、実際の収納量は用紙やファイルの種類によって変わります。当サイトは各サービスを実際に契約して荷物を預けた体験談を掲載していません。料金や適用条件、法人契約の可否は改定されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。

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